バズるレシピ研究会ブログ

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バズるレシピ研究会ブログ:見られる料理写真と見られない料理写真の違い 〜嶋紘子編 第一弾〜

レシピを構成する上で欠かせない存在、料理写真。

記事を見るか見ないかの印象は、トップにくる写真で大きく左右される。

どのようなポイントに気を配ることで、読者の興味を誘うのか。バズるレシピ研究会は、「料理写真」にフォーカスを当ててみた。

今回は、料理写真アプリ「SnapDish」を運営しているヴァズ株式会社の事業開発を担当している嶋紘子さんを取材させていただいた。

 

「SnapDish」とは、料理写真とレシピ投稿No.1の料理写真共有サービスだ。カメラアプリで、⾃分の料理写真をおいしく加工して日記やレシピ帳にしたり、シェアすることができる。みんなの料理写真から献⽴のアイデアを⾒つけたり、料理好きな⼈たちとコミュニケーションを楽しむことができるのだ。

料理カメラとレシピのお料理アプリ SnapDish

料理カメラとレシピのお料理アプリ SnapDish

  • Vuzz Inc.
  • フード/ドリンク
  • 無料

 

そんなSnapDishが大切にしている「美味しそうに見える料理写真とは?」という観点から、今回は第一弾として「見られる料理写真と見られない料理写真の違い」についてお話を伺った。

 

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《プロフィール》

ヴァズ株式会社 事業開発

嶋紘子

広告制作会社での営業兼プロデューサーを経て、2015年より料理写真共有サービスSnapDishを運営するヴァズ㈱に事業開発として入社し、主に広告営業を担当。ヴァズに入社する前からSnapDishのユーザー。

 

 

 

■1、見られる料理写真と見られない料理写真は何が違う??

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矢内:本日はよろしくお願いします。

 

嶋:よろしくお願いします。

 

矢内:早速ですが嶋さんが考える、見られる料理写真と見られない料理写真の違いは何なのでしょうか?

 

嶋:ずばり美味しそうか、美味しそうでないかに尽きますね。

 

矢内:お〜。本当にわかりやすいずばりですね!

 

嶋:美味しそうな写真ほど、SnapDishでは「もぐもぐ(いいね!)」がたくさんつきます!SnapDishは料理や食に対する関与度が高い方が多いので、美味しそうな写真に一番惹かれるのです。

 

矢内:なるほど。具体的にはどんな写真が美味しそう!と感じるのでしょうか?

 

嶋さん:ツヤっとしたり、ジューシー感が伝わる写真が美味しそうと思われますね。思わずお腹が空いてしまいそうな、ほら、こういうのです!これなんてもう最高です。

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(SnapDishで人気の、ひかりママ♡さんの料理写真)

矢内:こ、これはよだれが止まりませんね・・・。

 

嶋さん:はぁ。美味しそう・・・。

 

 

 

■2、料理写真の見せ方でNGな注意ポイントを教えていただきたいです。

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矢内:逆に、これはNGというものはあるのでしょうか?

 

嶋:暗い写真はNGです。まず何の料理なのかがわかりづらいですから。

 

矢内:確かに、わかりづらい写真の投稿を見ることが時々あります。

 

嶋:暗いと料理の細かい部分が伝わらないだけでなく、一番大事な「美味しそう」が伝わりづらいですよね。

 

矢内:SnapDishさんの「美味しそう」基準から外れるわけですね。

 

嶋:そうですね。できれば自然光が良いですが、暗い環境でもSnapDishのアプリなら簡単に明るく、美味しそうに加工ができますよ。明るさはとても重要な要素です。

 

矢内:僕も暗い環境で料理写真撮ってそのままアップしたことがありますね。きっと見る人にはわかりづらかっただろうなって思います。

 

嶋:明るく加工してあげましょう。

 

早速、後日SnapDishアプリで写真を加工してみました!

【Before】

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【After】

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暗い所での撮影も、バッチリ美味しそうですね! 

 

 

 

3、取り上げたくなる料理写真の特徴はありますか??

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矢内:嶋さんがピックアップしたくなる料理写真の特徴を教えてください。

 

嶋:私はやはり直感的な「美味しそう」を大切にしていますが、SnapDishの人気ユーザーを見ていると角度、構図が決まっている統一感のある写真が多く見られていますね

 

矢内:写真に特徴があることで、ユーザーのブランド価値が高まりますよね。

 

嶋:そうです。その人らしさが出ます。写真を見ただけで、「あ、❍❍さんの料理だ!」とわかって世界観が浸透しやすいのです。SnapDishに限らず、ブロガーさんやインスタグラムで人気の方も同じことがいえるかと思います。

 

矢内:料理自体だけでなく、その人らしさも大切な要素なのですね。

 

嶋:そうですね。あとは、使っている材料などの素材がわかるというのもポイントです。料理以外の小物に注意が行き過ぎて、料理の素材感がわからない写真は、1枚の写真としては素晴らしいかもしれませんが「料理が美味しそうかどうか」といった視点からは少しずれてしまいます。「美味しそう」な写真を目指す方は、思い切って料理に寄って撮ってみてください。出来立ての料理の素材感、パリパリ感が出ると美味しそうに見えます。

 

矢内:思い切り寄ることで細かい部位まで見えるようになりますね。

 

嶋さん:レンズが付く直前ぐらいまで寄っていいと思います。シズル感が伝わりやすいです。

 

矢内:今度からあえて寄りすぎて料理写真を撮ってみますね。

 

嶋さん:是非!やってみてください。SnapDishには寄り専門のユーザーさんもいますので、参考にしてみてください!

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(▼SnapDishの人気ユーザー、 は〆さん)

 

早速、後日引きの写真と寄りを意識した写真を比べてみました。

【引き】

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【寄り】

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寄るだけで伝わり方が全然違いますね!

 

 

 

いかがでしたか?

 

第一弾は見られる料理写真と見られない料理写真の違いについて伺ってみました。

どんな料理写真が人気が出やすいかのポイントを抑えておくと、バズるレシピの大切な要素に繋がりそうですね。

 

次回は料理写真アプリSnapDish担当者に聞く、写真の撮り方と見せ方について伺います!

 

 

 

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プロフィール

矢内悠介 

神奈川県出身 

1985年4月17日生まれ

株式会社フードクリエイティブファクトリー所属

営業プロデューサー

Facebook : 矢内悠介

Twitter : @yuyuyusuke871