バズるレシピ研究会ブログ

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【バズるレシピ研究会】ネットでレシピが拡散されるためにまず考えること~河瀬璃菜編 第一弾~

多様化するネット社会で近年注目を浴びているのがコンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは端的に言うと良質なコンテンツを作り、それをwebで伝達することにフォーカスした戦略的なマーケティングの考え方のことだ。

 

良質なコンテンツはネットユーザーによってSNSで拡散され多くの人に読まれる。

Googleでは「SNSで拡散数の高いサイト」をSEO上、高く評価しているため良質なコンテンツを自社サイトで発信することで多くのネットユーザーの目に留まり自社のファンが増える。という仕組みだ。

 

「広告を打たなくても、ネットでの発信力を高めたい。でもネット民に支持される良質なコンテンツをつくるには社内リソースでは難しい」。というように考えている方も少なくはないはず。

 

フードクリエイティブファクトリー(以下FCF)では社内リソースでのコンテンツ制作は難しいと考える企業に代わり、食に特化したコンテンツを作りバズらせる(=ネット状で拡散させる)ことを強みとしている。

 

日々「食」に関するコンテンツが発信されている中、良質なコンテンツを作り込んでいくためにはどうすれば良いか?このブログではFCFが得意とする「レシピ制作」を中心に、バズるレシピの研究のため社内外にて取材し、発信していく。

 

連載第一弾はFCFのwebコンテンツプロデューサーである河瀬璃菜(以下りな助)に「ネットでレシピが拡散されるためにまず考えること」について話を伺った。

 

《プロフィール》

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株式会社フードクリエイティブファクトリー所属

ついでにビューティー料理研究家

フードコーディネーター

執筆プロデューサー

 

河瀬璃菜

1988年5月8日生まれ。 福岡県出身。

HP:http://foodcreativefactory.com/

BLOG:http://lineblog.me/linakawase/

Twitterhttps://twitter.com/Linasuke0508

beausHP:http://beaus.net/

 

 

 

1、まずレシピを考えるにあたって考えなければいけないことを教えてください!

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矢内:本日はよろしくお願いします!早速ですが、レシピ構成を考える時にまず考えることは何なのでしょうか?
 
りな助:よろしくお願いします!私は受託でのコンテンツ制作の案件がほとんどなので、どんな媒体なのかをまず考えますね。主婦向けなのか、独身女性なのかなど。

 

矢内:誰に向けて発信するのか、ターゲットを決めると。

 

りな助:そうですね。その人がどんなライフスタイルを送っていて今、どんなものを欲しがっているかなとか。

常にアンテナを張ってSNSや雑誌など見るようにはしてますね。主婦の方に向けてでも、20代の新米主婦なのか、40代のベテラン主婦なのかなどで違ってきます。

20代、30代の方でしたら、小さいお子様が喜ぶものを作ってあげたいとなるかもしれないですし、40代、50代の方でしたらメタボになってきた旦那さんに健康を気使ったものを作ってあげたいと思うかもしれないですよね。

 

矢内:なるほど。その人のライフスタイルをはっきりとイメージするんですね。

 

りな助:あとはネットで拡散されるとなると、ネット民に刺さるというのも大切なので今ネットでどんなものが拡散されているのかを常にリサーチしてます。

 

矢内:リサーチ方法は具体的には何があるのですか?

 

りな助:はてなブックマークが多いですかね。はてなブックマークで拡散されるということがバズることへの繋がる一つの方法だと思います。ホットエントリーのものは全部見てます。

 

2、バズるレシピをつくる上で大切にしていることを教えてください。

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矢内:バズるレシピをつくる上で大切にしていることを伺いたいです!

 

りな助:材料が少ないこと、家に普通にある調味料を使うこと、3ステップぐらいで作れること。などは一番気を使っています。

長いレシピだとwebページでのスクロールが大変なんですよね。パッとみて、料理をしない人でも「簡単そうだから作ってみようかな。」と感じてもらい、拡散の母数を増やしています。

 

矢内:確かに、普段料理をしない人は「難しそう」と感じるとなかなか手を出せないですね。僕もまったくしないわけではないんですが、レシピが複雑なものには手を出していないです。

 

りな助:あとはギャップも大切にしています。自分の今までの常識が覆るようなもの。豆腐に塩をかけたらチーズみたいな味になるとか、鶏肉に片栗粉をふったらプルプルになるとか。

 

r.gnavi.co.jp

 

r.gnavi.co.jp

 

矢内:それは思わず記事の中身を覗きたくなりますね!

 

3、イメージを膨らませる方法を教えてください。

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矢内:イメージってどんな風に膨らませていくんでしょうか?

 

りな助:ある一つのメニューを考える時に、連想ゲームをするようにしてますね。

 

矢内:連想ゲーム??

 

りな助:常備菜レシピが流行っているとして、常備菜作るなら肉がいいかな、どんな肉にしようかな、安い肉を使いたいな、などと考えていき、安い肉の部位などを連想させて。

結果牛スジ使おうと決めたら、牛スジと何使うかをまた色々な組み合わせで連想させたり・・・

 

矢内:うーむ。連想スピードが伝わってきますね!

 

りな助:そうですね。色んなこと頭に浮かべながら進めてます。あとは似ているものを探して作れるかどうかも考えてますね。

この間、自家製のツナを作ったんですよ。これって何かメリットがある他の食材でもできるかな?と考えて、ササミでササミツナを作ってみたり。まぐろより安いというメリットがありますよね。

あと肉味噌が流行ったので、肉味噌風に豆腐でそぼろにしてみたり。こちらも肉より安くヘルシーに作れるのでメリットを感じますよね。

 

矢内:なるほど!似たものとはいえ他のもので代用し、そこにさらなるメリットがあると嬉しいですよね。今あるものからの連想もレシピイメージに役立ちそうですね。

 

 

第一弾はネットでレシピが拡散されるためにまず考えることを伺いました。

レシピをいざ作る前のイメージや連想方法がとても大切であることがわかります。

是非、バズるレシピをつくる上で参考にしてみてくださいね。

次回は「レシピの書き方で変わる拡散力」について伺います!

 

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《プロフィール》

矢内悠介 

神奈川県出身 

1985年4月17日生まれ

株式会社フードクリエイティブファクトリー所属

営業プロデューサー

Facebook  : 矢内悠介

Twitter : @yuyuyusuke871